平湯モデル図書館パンフレット第2版
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奥へ導くように配置された書架。図書館は昇降口の目の前に立地している。司書や教職員など、現場の声が積極的に採り入れられた。廊下からも館内がよく見える。木質化した内装の仕上材は床が栗(図書館は桜)、壁は杉など。南欧をイメージし、周辺住宅との調和を図った切妻瓦屋根が暖かい雰囲気に。ひたち野うしく小学校の基本計画から竣工まで、すべてにかかわった高野氏の「想いをかたちに 設計から開校までの記録」が、学校建築専門の月刊誌「School Amenity」に2014年6月号から連載中で、単行本化も期待されています。高野裕行/牛久市役所 一級建築士プランニングの詳細を27~29ページで紹介しています。14ゆとりを設けたカウンター周り。1クラス分の児童をいっしょに受け入れられる。楽しみ読みのエリア。楽しい本を集めて表紙を見せて子どもたちをひきつける。文科系(手前)と理科系(奥)に分けられ、2クラスが同時に使える調べ学習のエリア。1クラスがゆっくり読み聞かせできる絵本のコーナー。読書や読み聞かせの時間を多く設け、家庭での読書も推奨している。■ 茨城県牛久市■ 2010年4月開校■ 児童数 844名■ 29クラス (うち特別支援2クラス)■ 立地 1階昇降口前■ 面積 約290㎡  (4教室分※8500mmスパン)■ 収容冊数 約1万8千冊■ 専任司書1名12341234

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