平湯モデル図書館パンフレット第2版
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図書館には、いつもいい顔をして迎えてくれる図書館員がいて、わくわくするような本がいっぱいあって、ひとつひとつのインテリアもあたたかく、親しみやすく、使いやすいものでありたい。面白そうな本が奥深く隠れてしまう収納架ではなく、本がにぎやかにあふれてくる展示架を、人々をやさしく迎え入れ、誘い込むように配置したい。それでいて館内の雰囲気には、どこかキューンと引き締まるようなところもあって、感性も目ざめ、心が高められるような、そんな図書館がつくれたら、街の図書館を、学校の図書館を、生き返らせることができると思うのです。図書館を生き返らせる1934年生まれ。長崎の県立高校で19年間国語を教えながら、学校図書館のあり方を模索し続ける。1977年、純心女子短期大学に迎えられて、図書館学を教えるかたわら、公共図書館づくり運動にもとりくみ、図書館の家具と館内のレイアウトの研究にもとりくむ。1995年「図書館づくりと子どもの本の研究所」を創設。学校図書館と公共図書館を生きかえらせるための講演、執筆や図書館の建設や改修のための計画、指導にあたっている。公立図書館で20館以上、学校図書館で100館以上の新改築、改修にあたってきた。ウォーレン・マッケンジー図書館づくりと子どもの本の研究所・主宰元純心女子短期大学教授(図書館学)平湯 文夫平湯モデル長崎相談室〒852-8136長崎県長崎市家野町5-30-905TEL:095-844-8270FAX:095-814-0187http://www.hirayu.jp4

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