平湯モデル図書館カタログ第3版
4/36

3天板がなく、側板も狭く、全段8度で傾斜した書架は、本がひき立ち、手にとりやすいように設計されています。(詳しくは5ページに)前に出た棚板は、横勝ちとなって力強く、木口に丈夫な無垢材を使って、丸みをつけ、人にも本にもやさしいデザインにしています。木目や色合いの美しい桜を主材に、本でかくれる所はシナ材を用いるなど、低コスト化も図っています。展示型書架シースルー玄関図書館に行きたいと思わせるには、まず入口が大切です。子どもたちを呼び迎える力を持たせましょう。楽しそうな館内が良く見えるようにシースルーにして、柔らかいサインなどやさしい表情もつけます。あたたかく、親しみやすい、人にも本にもやさしい木の家具。素 材すべて木です。それも、あたたかく、やさしい色合いと木目の桜材やパイン材を使います。そして肝心なところは無垢材をしっかり使い、塗装も木本来のすてきな肌合いを損なわないよう、自然の風合いのまま仕上げています。色むらや節も自然素材らしさと見てください。もちろん、国が定める安全基準も満たしています。※県産材使用にも対応します。デザイン一つひとつの家具も館内のレイアウトも、従来の直線、直角ばかりの無表情なものでなく、アールや円や斜めなどを使って、やわらかく、たのしく演出しています。全体のカラーコーディネーションも、こどもたちを呼び迎えるように、そこにずっといたいように、やさしくしています。機能性たとえば、書架は従来の収納型ではありません。表紙や背表紙をしっかり見せて、1冊1冊がこどもたちに呼びかけてくるような、手にとってみたくなるような「展示棚」としてつくられています。対面しやすいバナナカウンターも、みんなで囲める丸テーブルも、使いやすさを追求しています。京都聖母学院小学校(京都府)平湯モデル図書館家具にはロゴマークが付いています。

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る