こんなところで平湯モデルの図書館は見ることができます。
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2010年、新設。基本計画から監理まで市役所内部でやられて、当初から相談をうけましたので理想に近い図書館ができました。いちばんむずかしい広さの問題がクリアーされて、調べ学習が2クラス、お話のコーナーでの読書の時間も加えると、同時に3クラス使えます。全国の学校図書館づくりで最大の問題は、どこもあまりにも狭いことです。立命館小学校と共に、これだけ広さがあってはじめて調べ学習などの新しい教育にたえられるものだということを、『こどもが変わる 学校が変わる 図書館づくり』のレイアウト図や写真を見てご理解していただきたいと思います。上の写真は、絵本とお話しのコーナーだけです。茨城県牛久市ひたち野西2丁目11●JR常盤線ひたち野うしく駅から北西へ徒歩10分。牛久市立ひたち野うしく小学校1牛久市立ひたち野うしく小学校国府台女子学院中学・高等部2011年、新築。『スクールアメニティー』誌連載の私の記事に事務局長さんが目をとめられて依頼されましたので、建物からかかわることができて、理想に近い図書館ができました。左の写真の中庭に面した大きな湾曲の窓の大型本架をはじめ、校舎の玄関前に大きくシースルーで開く入口など、見どころの多いすてきな図書館です。中・高生にはちょっと親しみにくい、既存の本格的な個人全集などとりっぱな無垢材の木製書架も生かした「本の壁」に囲まれた自習室も特長になったかと思います。平湯モデルでは、既存の家具を生かすことも大切なこととしてとりくんでいます。『こどもが変わる 学校が変わる 図書館づくり』のレイアウト図やパース(透視図)をご覧ください。千葉県市川市菅野3-24-1●JR総武線市川駅から北東へ徒歩12分。京成本線市川真間駅から東へ徒歩5分。国府台女子学院中学・高等部

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