いわき芸術文化交流館アリオス 中劇場
Alios IWAKI PERFORMING ARTS CENTER

所在地 : 福島県

設計:清水建設株式会社設計本部、株式会社佐藤尚巳建築研究所
納入年月:2008年11月

2008年に大ホールと小劇場が先行オープンしたいわき芸術文化交流館「アリオス」に中劇場が2009年に加わり、全館がグランドオープンしました。この中劇場の完成で東北地方でも最大規模の芸術文化交流施設となり、いわき市ばかりでなく東北地方全域からの利用が見込まれています。
大ホールが音楽主目的の多目的ホールであるのに対して、この中劇場は、演劇主目的の多目的ホールとして位置づけられています。多様な用途・演出に対応するために、客席もプロセニアムの額縁も照明ブリッジも移動可能な画期的な機構を備えていて、プロセニアム形式、スラストステージ形式、ポディウム形式、能舞台形式等の様々な舞台設定が可能となりました。
舞台内には、幅5.4m、奥行2.7m、高さ10mの2層の移動式客席ユニットと同規模の移動式額縁ユニットが1組ずつあり、移動し設定することで多様な舞台形式を実現。
劇場空間のデザインは、舞台に集中できるように全体的に濃灰色を基調とし、背景となることに徹しています。客席は2層構成で、両翼のバルコニーが客席空間を包み込むように配置されていて、移動客席ユニットに連結できる構成になっています。このことにより、客席と舞台がより近く、一体的な関係を作ることができます。
客席は劇場空間のデザインのポイントとなっていて、濃灰色と橙色の布地を千鳥に張ることで賑わい感を出す配慮がされた。

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