2階 Ryukoku Live Theater／150名収容の「Ryukoku Live Theater」は可動式家具の採用により、フラットなスペースとしても幅広く活用が可能。イス、丸テーブル1階 Promotion Square／各種ミーティングやイベントなど多様な活用ができる空間。 イス、丸テーブル開放感あふれる空間を演出する優れた設計となっています。また、活動諸室に可動間仕切を採用することで、利用者のニーズに合わせ空間を柔軟に設定する利便性も確保されています。さらに、期待を超える点も多々ありました。その最たるものが、「L字棟」に並んで建つ「ホール棟」の外観デザインです。大小2つのホールを上下に重ね、インパクトがあるすり鉢状の外観デザインは創造性が際立っています。黒を基調にデザインされたホール内には木のルーバーが設置され、現代的な印象を持つ空間となりました。特に350名収容のメインホール「Ryukoku Main Theater」のフルフラットな舞台は、演者と客席との距離が近く一体感が感じられ、臨場感のあるイベントを実施することができます。もう一つの「Ryukoku Live Theater」は、バンド演奏やトークイベントなど多様な利用ができる150名収容のホールです。可動式の家具を採用し、撤去すればフラットなスペースとして幅広く活用できます。これら多目的ホールの整備により、これまで学外を利用せざるを得なかった団体が、学内を活発に利用できるようになり、各サークルの定期公演や卒業生との合同イベントなどの開催を通して活性化することが期待できます。一方、「L字棟」と「ホール棟」の基盤部となる1階には、ボランティア・NPO活動センターの事務室と学生スタッフ室を設置し、彼らの活動拠点として本学の地域活動の取り組みを広く発信していきます。ほかに地域の皆様もご利用いただけるカフェダイニング「Café Ryukoku ＆」を設置。食事の提供だけでなく、農学部をはじめ各学部との連携によるメニュー提供やイベントを展開し、「龍谷ブランド」の発信拠点としました。本学では深草キャンパスを多文化共生キャンパスと位置付けており、ここに「成就館」ができたことで、地域住民と学生・教職員が出会う場、これまで接点がなかった学生同士の交流などが活性化し、様々なヒト、モノ、コトのこれまで以上の新たな出会いの創出が期待できます。利用者が新たな知と価値を創造する場として、その取り組みを広く社会へ発信する拠点として活用されることを強く願っています。04
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