SCENE68
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北海道大学は、130余年の歴史をもつ国立大学法人であり、12の学部、大学院、専門職大学院、法科大学院、附属研究所等が設置され、学部生・院生を合わせて約1万8千人の学生を擁する。札幌キャンパスは1,776,248㎡の広大な構内を持ち、中央、南、北の3ゾーンにから成る。近年の、新たな教育・研究のあり方への対応や少子化、そして施設の老朽化などを背景としたキャンパス再編において、こうした歴史ある大規模な総合大学は、どう取り組んでいるのだろうか。 施設・環境整備面においては、現在、 (1)持続可能な発展 (2)学術的な革新を支える環境づくり (3)卓越した学術研究講堂/ホール用シート:ATS-1108DR-TA/APS特注品 200席講義室/テーブル:CTN2、イス:ルッシュ獣医学部伝統ある総合大学の教育・研究を支える キャンパスの施設・環境整備。北海道北海道大学 HOKKAIDO UNIVERSITYの基盤整備 (4)施設・環境マネジメント の4項目を目標として掲げる。そして「施設・環境計画室」を中心に 、キャンパス全体を見据えながら “古くなったから新しくするのではない”考え方に則って、移設や入替なども活用した改修・新築が進められている。新たな基金の創設や民間資金の導入などの資金繰りをはじめ、学部ごとに課せられた施設の有効活用の促進、講義室などの共用利用率の向上、改修によって施設劣化を抑制し資産価値の保全を図るなど、様々な工夫を講じている。こうしたキャンパスの施設整備について、学部施設の状況を一例として紹介する。13

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