SCENE69
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創立50周年を迎えた京都ノートルダム女子大学の北山キャンパス総合整備計画において、新築や耐震改修などの間に不足する教室を補うため、約1キロ離れ、連携協定を結ぶ京都工芸繊維大学内に建設された新校舎。国立大学の敷地内に私立大学の建物が設置されるのは全国初のケースで、整備完了後には、工芸繊維大に譲渡される。3階建て、延床面積1,500㎡で、150人規模の大教室が3つ、70人規模の小教室が4つあるほか、教職員控室や事務室、医務室を置く。2014年3月までノートルダム女子大の授業で使用されるほか、工芸繊維大の夜間コースの講義やエクステンション講座等にも利用される予定。両大学は、今後、単位互換制度の導入や共同研究の実施も検討。ノートルダム女子大は、「異なった空気のキャンパスでも学べる機会ができ、学生にはプラスになる。私立大と国立大の連携のモデルにしたい」としている。 大教室/デスク:SCM-300イス:アイパッグ 150席 小教室/デスク:SCM-300イス:アイパッグ 70席 教職員控室/テーブル:CTZ回転イス 医務室/備品一式京都府京都ノートルダム女子大学 ノートルダム館KYOTO NOTRE DAME UNIVERSITY 設計:(株)石本建築事務所17SCENE1234

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