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開設から120余年の歴史を持つ麻布大学は、獣医学部と生命・環境学部そして大学院から成り、「人と動物と環境の共生を目指す」ことを教育・研究の原点としている。3年前に設置された生命・環境科学部は、「人と人」および「人と環境」をテーマに、医療、食品、環境についてのスペシャリストを育成してきた。2011年9月に竣工した生命・環境科学部棟は、学部テーマにふさわしい、人と環境に配慮した建築となっている。この新棟および同時期に建設された麻布獣医学園アリーナについて、設計を担当した(株)日本設計の鳥越氏と陸川氏にお話を伺った。麻布大学生命・環境科学部棟╱麻布獣医学園アリーナAZABU UNIVERSITY設計:(株)日本設計神奈川県写真撮影:三輪晃久写真研究所(家具納入写真を除く)自然の力を建物に活かし、出会いを促す学究の場。13SCENE

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