SCENE70
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2010年に市制施行60周年を迎えた富士吉田市は、生涯学習や教育・文化振興の拠点として、ホール、市民会館、図書館などで構成された市民文化エリアの整備を実施。1970年に建設された「富士五湖文化センター」は、大規模な改修により「ふじさんホール」の愛称で新たなホールに、また、併設されていた市民会館と図書館は新築され、より親しみやすく市民が集う施設として生まれ変わった。1・2階に「富士吉田市立図書館」、3・4階に「富士吉田市民会館」の小ホール、会議室などが入る。モノトーンの意匠で統一された落ち着いた空間の小ホールは、移動観覧席を備え、発表会や講演会、研修会など多目的な利用が可能。会議室およびギャラリーは、スライディングウォールで3部屋に分割され、一体的に使用することもできる。移動・設置のしやすいテーブルとイスを採用し、様々な利用方法が可能となっている。17SCENE山梨県富士吉田市民会館設計:(株)石本建築事務所 小ホール/移動観覧席「テレスコープスタンド」AHP-A8204-28P 189席 1Fロビー/ロビーチェア:LSPA特注品、ローテーブル:特注品 会議室・市民ギャラリー/テーブル:CTZ、イス:デイライト1234

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