SCENE70
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愛知県名古屋大学 東山キャンパス ES総合館基本設計・工事監理:名古屋大学工学部施設整備推進室、名古屋大学施設管理部 実施設計:(株)久米設計表紙ほか写真提供:名古屋大学、写真撮影:車田保(家具納入写真を除く)NAGOYA UNIVERSITY HIGASHIYAMA CAMPUS ENGINEERING AND SCIENCE BUILDING01SCENE名古屋大学は、「世界屈指の知的成果を生み出すエコキャンパス」を目指して「キャンパスマスタープラン2010」を策定した。コンセプトは「地球環境に配慮した低炭素エコキャンパス」「グローバル&ローカルに多様な連携を支援するキャンパス」「自由闊達な教育研究風土の基盤となるキャンパス」、そして「キャンパスの持続的発展を支え、大学経営に貢献するファシリティマネジメント」。2011年3月に新設されたES総合館は、コンセプトに基づいてつくられた最先端のエコ建築である。全学の戦略拠点として、また工学部・建築系および理学部・素粒子宇宙系の研究拠点として位置づけられている。今号ではES総合館を紹介しながら、名古屋大学独自の新しい教育・研究のあり方やスペースづくりについて触れていきたい。知の創造を促進する エコキャンパスの新拠点。

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