SCENE72
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名古屋キャンパスがみよし市からささしまへ移転し、名古屋、豊橋、車道の3キャンパス体制となりました。キャンパス間の移動は教員や学生にとって大変な負担になっていましたので、移転したことで楽になり改革へのはずみも付くと思っています。 今までは各キャンパスの特色が十分出ていなかったのですが、これからは設立趣旨を念頭に置いて、キャンパスそれぞれの特色や役割を明確にしたいと考えています。そしてキャンパスがつながりを持ちながら、総合的に発展できるようにすることが理想ですね。 名古屋キャンパスは「国際的な教養と視野をもつ人材の養成と、ささしまのにぎわいづくりへの貢献を」、豊橋キャンパスは「地域社会に欠かせない人材の育成と、三遠南信地域※の振興への貢献を」、車道キャンパスは「専門職業人や研究者の養成と、社会人教育への貢献を」と位置づけています。 そして現代に特有な課題に合わせて学部横断的に学べるよう、科目群の設定をし直してみたいと考えています。例えば、国際コミュニケーション学部と現代中国学部の横断的な学びで、英語も中国語も操れる人材を養成し各キャンパスの明確な特色づけと学部横断的な学びが、改革のポイント。AICHI UNIVERSITY NAGOYA CAMPUSて、国際的な新しい課題に応えることもできます。また法学部と経済学部とでは、経済も法学も解る人材が養成でき、公務員を目指す学生には最適な学びとなります。以前、豊橋キャンパスには法経学部があり、地方公務員などを目指す人材を養成していました。ちなみに、現在の愛知県本庁約6000人の職員のうち愛知大学出身者は約1000人で、他大学に比べて相当高い比率なんですね。これからは地域の課題解決が重視される時代になっていきますから、地方公務員養成により力を入れていきたいと考えています。豊橋キャンパス/緑豊かで広大な敷地の中に校舎や記念館が点在。ささしま地区から見る名古屋駅前ビル群。手前左がJICA中部。車道キャンパス/地下鉄駅からすぐの市街地にある。L701教室/SCM-PC-DB、イス:ASP ノートパソコンを格納できる天板開閉式のPCデスク。03SCENE

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