SCENE72
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ターミナル駅である名古屋駅の近くにキャンパスを開設して良かったのは、先ず、新幹線から見える場所にあり、遠方からの乗客に存在を覚えてもらえることです。次に、学生が就職活動をしやすくなったことです。以前は行き来に時間がかかる場所にキャンパスがあったので、企業訪問は授業が無い日にしかできませんでした。今は交通の便が良いターミナル駅近くに変わったので、授業の合間でも訪問できます。また企業の方も説明に来ていただきやすくなりました。 ささしまライブ24地区にあるJICA※中部(国際協力機構)へは、約80の発展途上国の公務員の方たちが毎年500人ほど研修に訪れます。本学とJICA中部の付き合いは長く、新キャンパスにおいても研修に来た方たちに図書館等の利用の便宜を図ったり、大学の講義を依頼したりしています。海外へ出て行くばかりでなく、このような受け入れも国際コミュニケーションの重要な活動です。また中京テレビが2016年にささしまへ移転する予定ですが、既にマスメディアの講義を担当していただいております。 今年入学した学生は卒業までに、街が出来ささしま地区の団体や企業と連携しながら、名古屋の表玄関づくりを。上がっていく様子を目の当たりにすることができて幸運ですね。名古屋の表玄関の顔づくりを通して、同じエリア内の公共団体や企業との地域連携をさらに進めていきたいと考えています。アリーナ(体育館)フィットネスルームW401教室/デスク:SCT特注品、イス:ASP ディスプレイを天板の下部に収納でき平机としても使用可能。メディアゾーン/多くの学生が自習やレポート作成など多目的に利用している。※三遠南信地域:愛知県東部の東三河、静岡県西部の遠 州、長野県南部の南信州といった3県の県境地域。※JICA(国際協力機構):Japan International Cooperation Agencyの略。目的は開発途上国の経 済・社会の発展に貢献し国際協力の促進を支援すること で、研修員受入、専門家派遣、開発調査などを行う。04SCENE

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