SCENE76
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5m調べ学習のエリア楽しみ読みのエリア(小学校)調べ学習のエリア(中学校)絵本とお話のコーナー絵本とお話のコーナーPC・検索コーナー掲示コーナー司書スペースPCルーム控室、作業室、生徒図書委員の活動の部屋32mドーナツベンチ新着書展示架丸テーブルカーペット13m入口 市の「小・中連携教育」では、隣接して建つ小学校と中学校それぞれの良さを生かしたうえで、小学生と中学生が日常的に顔を合わせるといった自然な交流を進めています。日頃の連携活動として、小・中学生が一緒に行う地域清掃や、相互乗り入れ授業などを行っており、中学生による小学生への読み聞かせも計画中です。 こうした活動は、中学校へ進学した時に陥りやすい「中1ギャップ」の解消にも効果的だと思います。「中1ギャップ」は、ク小・中連携の図書館教育を支えるのは、専任職員ときめ細かな活用システム。東かがわ市立大内小学校校長六車 周二 氏Shuji Muguruma連携教育の良さは、小学生と中学生の緩やかな関わり合い。1 入口左の掲示コーナー 2 授業終了のチャイムが鳴り、図書館へ次々とやってくる子どもたち。東かがわ市立大内小学校図書館の平面図12ラス担任が教科別担任になり、友だち関係が変わり、生徒指導も厳しくなるという環境の変化への不適応から起こります。そういう時に、相互乗り入れ授業で教えてもらった先生が中学にいたり、卒業した小学校が近くにあったりすることは、子どもの安心につながるのではないでしょうか。学校側も、お互いの校則を見直して共通ルールを決めたり、生徒の情報交換をしたりするなど、ギャップを減らすことを考えていくつもりです。09 NEW TREND

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