SCENE76
8/32

2013年4月に開校した大内小学校は、東かがわ市の大川中学校区学校再編事業として、2つの小学校を統合し大川中学校内に併設・新築された。市が目指す小・中連携教育を軸とした学校づくりを進めるうえで、小・中学生が共用する施設は、双方の教育および生活面をつなぐ重要な役割を持つ。新図書館もそのひとつであり、共用に必要とされるスペース・機能・構成や活用について十分な検討がなされた。そして、小学生から中学生まで幅広い年代の利用をサポートする専任の図書館支援員が配置されたのである。こうした図書館についての考え方や活用状況について、東かがわ市立大内小学校の六車校長と学校図書館支援員の池田氏に、新図書館として選ばれた「平湯モデル」の導入について、東かがわ市教育委員会の赤澤氏と読み聞かせボランティアの狩野氏にうかがった。これからの学校教育に対応した、小・中学校が共に使う新図書館。東かがわ市立大内小学校HIGASHIKAGAWA CITY OCHI ELEMENTARY SCHOOL所在地:香川県基本設計・監理:(株)阿波設計事務所実施設計:(有)斎賀建築設計事務所図書館家具設計・レイアウト・配架指導:平湯 文夫、愛知(株) 学習環境プロジェクト07 NEW TREND

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る