SCENE78
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ができる環境を用意しました。2014年3月時点で育児休暇取得中の行員が121名いる当行にとっては、大事なスペースです。 また、これまで続けてきた茶道研修がキャンパス内でも行えるように「和室研修室(茶室)」を設けています。交流拠点となるラウンジ「滴水」は、名称を行員からの公募で決め、由来は中国故事成語の「水滴石穿(すいてきせきせん)」で、水滴りて石を穿つと読みます。“小さな努力を根気よく続けたなら大きな事を成し遂げることができる”という意味を持たせました。 創立以来の経営理念「地域社会の繁栄に奉仕する」は、当行の新たなチャレンジにも活きています。それは、単にご融資するだけでなく、異業種間におけるビジネスのマッチングやチャンスづくりをすること。銀行はさまざまな取引先様とお付き合いをしていますから、異業種を繋ぐ役割は銀行にとって最適であり、お客様にとっても価値があることだと思います。 また、創立60周年に設立した「美術研究支援制度」も、地域社会におけるチャレンジのひとつです。京都市立芸術大学の学生が制作された作品を購入して美術研究費用を支援し、お客様に観賞していただくことで文化・芸術振興の一助としています。 当行は、福知山市での創立後に本店を京都市へ移転した経緯もあって、常に競争のただ中で成長してきました。当行のチャレンジ精神は、まさに、この歴史に始まっているのだと思います。この精神を、桂川キャンパスにおいても、思う存分発揮していきたいと考えております。1-5 1階 大ホール/1 スライディングウォールで3部屋に間仕切ることが可能。デスクはキャスター脚でレイアウトの変更が容易となっている。 2 移動観覧席収納時。床面のデザインに、シンボルカラーのグリーン(若竹色)とサブカラーのオレンジが反映されている。 3 移動・折りたたみ式ステージ:アイステージ AIS-3 8台 4 背と座を布地張とし、ブラックとグレーの2色がランダムに配置されている。 5 移動観覧席にはテーブルを装備。桂川キャンパスに託した創業理念とチャレンジ精神。15432CULTURAL SPACE QUEST 04

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