SCENE79
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 学びや生活の中心となるさまざまな場を備え、音楽ホール、ラーニングコモンズ、スタジオ、食堂やカフェ、そして講義室群などが入っています。 音楽ホール「リリー・ハーモニー」は、響きを重視した設計で、音楽芸術学科の学生が演奏会で使用するほか、学外の方を招いた講演会などさまざまな用途を想定しています。 ラーニングコモンズは、プレゼンテーションエリア、グループワークエリア、ミーティングエリアとエリア分けした共有スペースで、人数や目的に合わせて自由に使うことができます。学生同士が議論し合い、考え、発表する課題解決型の学びを行っています。 スタジオは、テレビ局に引けを取らない機器類を備え、主に、国際情報学部のメディアスタディーズコースがテレビ・ラジオの番組やCMなどの課題制作に使用します。例えば、授業のひとつである情報番組「金城ポッドウォーク」は、仕上げた番組をYouTubeにアップロードしていますので、だれでもインターネットで見ることができます。 専門的な実践力を養うさまざまな場を備え、演習室、実習室、ピアノレッスン室や個人練習室、講義室などが入っています。3階は現代こども学科、4階は多元心理学科、5・6階は音楽芸術学科が主に使う専門教室群となっています。 例えば、5・6階にはグランドピアノを備えたピアノレッスン室や個人練習室が設けられ、天井・床・壁・ドアなどは音や振動が伝わりにくい構造としました。音楽芸術学科は、こうした理想的な練習環境で演奏技術を磨き、プロのオーケストラと共演するガラコンサートなどで発表を行っています。 当大学は、今まで、グループで活動しながらリーダーシップについて学ぶ科目と、海外に学科全員で留学し目的を持って学び合う科目を、教育の新たな形として実践してきました。それらに、社会的な学習を意味するソーシャルラーニングを加え、学生と教師がネットを使って学び合う一歩進んだ教育の形を立ち上げる準備をしています。これからチャレンジする新たな教育を進めるために、「N1棟」「N2棟」の施設をフル活用していきたいと考えております。1.2 N1棟 2-3階 スタジオ/生放送の公開や、グリーンバックによる合成映像の作成も可能。客席:AHP-A8209、ATS-2008NTA 40席先進的な教育の形を目指して「N1棟」「N2棟」を活用。「N1棟」 ─ 学びと生活を活性化する場。「N2棟」 ─ 社会で通用する専門的な力を磨く場。1207 CULTURAL SPACE QUEST

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