SCENE81
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 前田キャンパスでは、キャンパス再整備計画に基づいて、整備と新校舎の建設が次々と進められています。2012~2014年にはA棟・B棟・C棟が新設されました。A棟は前田キャンパスのセンターとしての役割を担っています。そこには、北海道科学大学の他に移転予定の北海道薬科 改革にあたっては、「100周年ブランドビジョン」を全教職員自らがしっかりと共有する必要があると考え、2013年から「ブランドブック」を作り始めました。その内容は学外の方もウェブサイトで見ることができますが、あくまでも当法人の“学生と地域社会への約束”という立場で書大学などの事務局が集約され、両大学が共用するさまざまな教室があり、学生食堂やコンビニなどの福利厚生施設も入っています。B棟は北海道薬科大学の、C棟は北海道科学大学保健医療学部の専用棟です。 また、キャンパス整備には、以前より工学部の卒業生の力を活用してきました。これは、卒業生が社会で活躍する姿を在学生に見せたいという意図があるからです。A棟・B棟の建設においても、卒業生を社内から選び現場に必ず携わるよう、建設会社に設定していただきました。建設期間中には、その卒業生たちが在学生に現場を見せて解説をするという授業もおこないました。こうした手法を取り入れている大学は他にあまりないのではと思います。かれたものです。また、主要部分は変わりませんが、詳細は話し合いによって深化していきますので、来年も改訂する予定です。 ブランドブックでは、100周年ブランドビジョンとして「2024年までに、基盤能力と専門性を併せ持つ人材を育成し、地域と共に発展・成長する北海道№1の実学系総合大学を実現します」と謳っています。とても中途半端な決意で達成できる目標ではなく、これから何をすべきなのかを、教職員はじめ在学生やOBも含めて共に考えていきたいと思います。 「学園将来計画検討委員会」と並行して、将来を担う若手教職員により「UI(ユニバーシティ・アイデンティティ)策定計画正念場の改革を、OB活用のキャンパス整備がサポート。若い力を活かし法人全体でブランド戦略を共有。在学生に卒業生の活躍を見せ、実学系総合大学を訴求戦略はブランドブックをもとに、全教職員が共に考え深化若手教職員や学外専門家の力は、改革実現の重要な推進力23105 CULTURAL SPACE QUEST

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