SCENE83
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大学教育棟 2014の構造『全人』2015年5月号より1 6階 602教室/イス:ティーポ、デスク:セリオ2 5階 501教室/イス:ティーポ、デスク:セリオ3 6階 602教室/授業風景16単位を履修登録の上限とするカリキュラムを編成しました。さらに、履修科目すべてが一定の修得レベルに達するよう、卒業するための基準をGPA2.00以上※2とし、2.00を割り込んだ学期が3回続くと退学勧告が出る厳しいルールも設けています。こうして文部科学省の方針に則った教育システムを構築した後、1日8時間学修できる場として誕生したのが「大学教育棟 2014」です。7階建ての館内は、上から研究室、講義室、学修支援とラーニング・コモンズを備えた図書館で構成しています。教員の研究に触れ、授業に参加し、自学自習、学生同士の協同学修など、 ひとつの建物内ですべての学修活動が完結します。立地も正門からほど近く、 建物中央の階段は各階にアクセスできるとともに、大学のメインストリートとして他の建物にも通じており、すべての学生にとって学修の中心的な場となる施設です。※1 高次汎用能力:玉川大学では、問題解決能力、コミュニケーション・スキル、論理的思考力、生涯学習力を、学生が身に付けるべき「高次汎用能力」と定めている。※2 GPA(Grade Point Average):国際的な成績評価方法の一種で、授業ごとの成績評価を5段階(ABCDE)で評価し、それぞれにポイントを付与して単位当たりの平均を出す。GPA2.00以上とはすべてがB評価以上ということ。123CULTURAL SPACE QUEST 04

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