SCENE84
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所在地:長野県施主:安曇野市設計:内藤・小川原・尾日向設計共同企業体安曇野市庁舎AZUMINO CITY HALL4安曇野市は、2005年に合併以来、市内9箇所に分散していた本庁機能の集約を図るため、2015年に新庁舎を建設し、同年5月に開庁した。庁舎の外装パネルには、市有林を間伐したヒノキ、内装には県内産のカラマツといった木材をふんだんに使用しており、温もりのある建物となっている。議場家具の一部は、旧掘金村庁舎の議場で使用されていたものを補修して移設。質実剛健を目指した新庁舎のコンセプトが体現されている。また、設置された発言台(写真3・4)は、身長の違いや車椅子利用者に合わせて天板を電動で昇降する機能を装備して、ユニバーサルデザインを採り入れている。13 GALLERY

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