SCENE84
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1研究打合せ空間の壁は、ほぼ全てホワイトボードになっています。“ホワイトボードを使った議論”は、研究や開発を促進するうえでとても重要なファクターであると捉えています。複数の人がホワイトボードに書き込み、参加者全員から見える状態で視覚情報を共有しながら議論することが大事だと思っています。(太幡 英亮氏 談)2三角形の“市場的” コモンスペースは、開かれた議論と交流の場。1:√2三角形の比率によって制作されたオリジナルテーブルは、ミーティングに応じてパズルのように組み合わせて使用しています。斜めに対面して着席すると、気楽に会話が始められる場合が多く、自然な関係づくりができるテーブルだと思います。また、ホワイトボードやプロジェクターを使ったミーティング時にも、前に座る人たちが邪魔になりにくい配置が可能です。背もたれに座ることができるので、ホワイトボードを使う議論がしやすくなりました。また、背もたれが肘掛けにもなるので横座りも可能です。議論が長くなっても座り心地は快適で、スタッキングすることでスペースをフレキシブルに利用できます。(太幡 英亮氏 談)1:√2比率のコモンスペースが利用しやすいよう家具にもいろいろな配慮がなされています。テーブルイス03 CULTURAL SPACE QUEST

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