SCENE84
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学校法人帝塚山学院帝塚山学院大学 学長津田 謹輔 氏Kinsuke Tsuda2015年4月、キャリア英語学科とともに狭山キャンパスに誕生したラーニング・コモンズは、「SMART Lab(スマートラボ)」と名付けました。研究室を意味する“ラボラトリー”としたのは、学生が自らの学びをさまざまに試みる、主体的な学修の場として位置づけているからです。それは、自ら問いを見つけ、その答えを求めながら自分を高めていく、本学の教育理念「自学自習」に通じるものです。スマートラボの特長は、ワンフロアに個人用の自習スペース、グループワークスペース、プレゼンテーションスペースなど機能の異なる複数のスペースを設けていることです。これにより、授業の空き時間や放課後を利用して1人で予習・復習、グループでプレゼンテーションの準備やディスカッション、ソファーでくつろぎながら会話を楽しむことも可能です。見通しのきくオープンなフロアで多彩な活動が展開されることで、学生同士のコミュニケーションを刺激します。フロアを取り囲むように設置された、2室のセミナールームと5つの演習室も一面ガラス張りになっており、教員にも学生にも適度な緊張感をもたらすことで、学びの質が高まることを期待しています。約660㎡のオープンスペースに多彩な学び空間を創出異形天板のテーブルは、自習やグループワークなど利用目的に応じて、フレキシブルな組み合わせが可能スマートラボ平面図演習室演習室プレゼンテーションスペースセミナールームセミナールーム自習スペース・くつろぎ空間THE TOPICS 08

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