SCENE87
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「平湯モデル」とは家具づくりと部屋づくりで図書館の利用を促すように演出することです。これまでに導入された図書館は、利用者で溢れ、一人あたりの貸出冊数など、どこも全国トップクラスの実績を上げています。利用者の目線で考えられた、使いやすく親しみのある図書館。こどもも学校も、町も変わる図書館です。平湯文夫氏が、数多くの公共・学校図書館の新築・改修の計画・指導にあたりながら研究し築きあげてきました。平湯 文夫/図書館づくりと子どもの本の研究所・主宰、元長崎純心女子短期大学教授(図書館学)こどもと学校が変わる図書館づくり平湯モデルで実現する松山市立東雲小学校 メディアセンター(図書室)2016年、耐震化や老朽化に対応するため、松山市立東雲小学校の校舎全面新築を実施。同時期に校舎改修が行なわれた松山市立東中学校とは渡り廊下で接続し、小中連携教育を推進している。この度、東中学校・東雲小学校の図書館に「平湯モデル」を導入。改修と新築の2例を紹介する。3233-34松山市立東中学校 (改修)松山市立東雲小学校 (新築)東中学校グラウンド体育館愛媛大学松山赤十字病院東雲小学校教育研修センター31 GALLERY

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