SCENE88
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 最近、多くの大学でアクティブラーニングが導入されていますが、大学によって考え方や実践方法が異なります。本大学では、学生が主体的に学びを身につけることができるよう、“授業で学んだことを、授業後にアクティブラーニングで発展させ、次の授業でさらに深める”という考え方で行っています。アクティブラーニングの実践方法は、学内のグループワークだったり学外へ出かけていったりと、授業によって多様です。教員は、学生が主体的に取り組めるように意図的に働きかけ、アクティブラーニングを授業に有機的に組み込んでいます。 さらに、こうした学生の学びを支援するために、学部の上回生や院生が援助・指導する制度を積極的に展開しています。スチューデント・アシスタント(SA)、ティーチング・アシスタント(TA)、ラーニング・アシスタント(LA)などの制度があり、教えてもらう側にとっては同じ目線で支援されるために分かりやすいこと、教える側にとっては指導することで自らの学びを再確認できることなど、学びへのプラス効果が挙げられます。 学内には、アクティブラーニングに使うラーニングコモンズを5カ所設けています。図書館に「フォレスト・コモンズ」、クリスタルカフェに「アクティブ・コモンズ」、管理・特別教室棟に「セントラル・コモンズ」、清優館に「ラーニング&リサーチコモンズ」、響友館に「TEC(Tachibana English Community)」があります。学生の主体性を重視する、教学の体制づくりとキャンパスづくりアクティブラーニングや支援体制で、学生は自ら学びを習得2341 響友館 2-4 響友館 2階 食堂/イス:ティーポ、テーブル:DT-15(一部仕切りパネル付) 5 響友館 3階 ラウンジ/現代ビジネス学部都市環境デザイン学科の学生たちが、インテリアのデザイン提案を行なった。イス、テーブル:DTN特注品6 響友館 3階 TEC(Tachibana English Community)/イス:デューン、キャレルデスク:TD-10、パーティション 7 響友館 3階 会議室/回転イス:AEX、テーブル:セリオ、演台 8 響友館 5階 講義室/イス:ルッシュ、デスク:SCM-700105 CULTURAL SPACE QUEST

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