SCENE91
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多彩な学習サポートを通して、長時間過ごしたくなる図書館へ。 さらに、入館ゲートを通り貸出・返却カウンター前を経て最初のコーナーに、アクティブ・ラーニングを支援する「サポート・エリア」を設置しています。図書館には資料探しや参考文献のアドバイスを受けられる「レファレンスサービス」がありますが、サポート・エリアには曜日ごとに専門専攻が異なる大学院生1名を「ラーニング・アシスタント(LA)」として配置し、専門分野に関する相談ができるようにしました。これにより「行動心理学の基礎資料と参考文献を教えて」といった専門的な学習相談や、「レポートの課題についてまとめ方がわからない」、「プレゼンテーションの仕方がわからない」などの学習よろず相談、受講内容の予習・復習の支援を受けることができます。もちろん、レファレンスサービスで資料を照会し、LAに誘導する連携サポートも可能です。 ほかにもサポート・エリアでは、学内他機関が実施している、文系学生の苦手克服のための対面サポート「数学基礎プラス」や、就職活動に関して相談できる「キャリア支援」を呼び込み、従来から図書館で行っている論文作成支援と合わせ、図書館の機能を強化しました。これら多彩な学習支援のほか、個別に授業を支援する講習会やワークショップなどの学習イベントもラーニング・コモンズで開催しています。 オープンから記録しているラーニング・コモンズの利用日報を振り返ると、サポート・エリアでの学習支援とラーニング・コSPACE QUEST 02WASEDA UNIVERSITY TOKOROZAWA LIBRARYオープン・エリア/グループ学習エリア1につながるオープンなスペース。ファミリーレストランタイプのボックス席を設置。イス:ティーポ、ソファ、テーブル[左]オープン・エア・コモンズ/ベンチ [右]サポート・エリア/イス:バタフライ(Magnus Olesen)、ティーポ、テーブル:DTN、パーティション09

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