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「Waseda Vision150」のもと、ラーニング・コモンズを整備・充実。SPACE QUEST 02WASEDA UNIVERSITY TOKOROZAWA LIBRARY早稲田大学では、アジアのリーディングユニバーシティとして世界に貢献する大学であり続けるため、 創立150周年となる2032年を見据えた中長期計画「Waseda Vision 150」を策定しました。大学経営ビジョンと3つの教育・研究ビジョンを掲げ、それぞれに実現の柱となる基軸と核心戦略および具体的なプロジェクトを示しています。そこに挙げられた、グローバルリーダーを育成するための核心戦略の一つに、「対話型、問題発見・解決型教育への移行」があります。「Waseda Vision 150」ではこれに対応した授業の比率を、学部で75%、大学院で80%まで高めるという数値目標を掲げています。「対話型、問題発見・解決型教育」に対応する授業とは、学生が能動的に授業に参加し、ディスカッションやグループワークなどを活用しながら理解を深める「アクティブ・ラーニング」と呼ばれる学習形式のことです。現在、その支援環境として整備・充実を図っているのが「ラーニング・コモンズ」です。すでに早稲田キャンパスには、グループワークやプレゼンテーションの練習などに活用する「W Space」と名付けられたラーニング・コモンズ、西早稲田キャンパスにはものづくりを試行する「WASEDAものづくり工房」に隣接したラーニング・コモンズなどがありますが、今年4月に所沢キャンパスに誕生したラーニング・コモンズは、学内で初めて図書館内に本格的に設けられたものです。グループ学習エリア1/可動式のテーブル・イスにより人数に合わせたグループ学習が可能。一角にはガラス越しに外の風景とつながる癒しの空間がある。イス:ティーポ、テーブル:DT-15特注品、スツール Photo:川村剛弘 野球場所沢学生共同利用棟101号館(校舎)所沢スポーツホールアクアアリーナ100号館(校舎)所沢図書館織田幹雄記念陸上競技場南門北門大隈胸像正門早稲田大学 図書館長 理工学術院教授深澤 良彰 氏Yoshiaki Fukazawa所沢キャンパス平面図07

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