SCENE92
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全国規模の大会開催と、市民スポーツ・健康づくりの拠点誕生。[上]サブアリーナ/2階 固定観覧席:PWS3特注品468席[中]屋内プール/膜天井より自然光が入る明るいプール。[下]フィットネススタジオ/市民利用が高いため入口近くに配置されている。津市産業・スポーツセンター平面図2017年10月1日、「メッセウイング・みえ」と屋内総合スポーツ施設「サオリーナ」、県内の武道拠点「三重武道館」で構成される「津市産業・スポーツセンター」がオープンしました。「サオリーナ」というネーミングは、オリンピック3連覇を達成した津市出身の吉田沙保里選手にちなんだものです。メインアリーナ、サブアリーナ、屋内プール、各種フィットネス・トレーニング施設で構成され、展示コーナー「サオリウム」では、記念品展示や名場面映像の紹介のほか、吉田選手と仮想ツーショットが撮影できるAR(拡張現実)技術も導入しました。全国規模の競技スポーツ大会が開催できる「メインアリーナ」は、観客席が固定席と可動席を合わせて約3,000席を確保。3分割により各種イベントやスポーツ大会等の市民利用を含めた多目的な利用が可能です。これに対して「サブアリーナ」は、市民のスポーツ大会やイベント向けに活用でき、メインアリーナと連携して大会時の選手の練習会場としても使用できます。一方、市民利用に特化した施設としては、水深1.1mの「屋内プール」、有酸素運動用「トレーニングルーム」と筋肉トレーニング用「フリーウエイトルーム」、インストラクターを配置して各種プログラムが展開できる「フィットネススタジオ」があり、施設外周には夜間も利用できる約1.2kmのウォーキング・ジョギングコースも整備しました。また、バリアフリー新法や県ユニバーサルデザイン条例に適合した設計および各種設備を整備することで、高齢者や障がい者スポーツも可能な施設となっています。敷地内には「サオリーナ前」バス停留所も新設され、公共交通機関を利用される方の利便性の向上も図りました。すでにメインアリーナには、来年9月末までのオープニングイヤー期間中に137の大会の開催が予定され、2021年には「三重とこわか国体」が控えています。市民の皆さんにはメインアリーナで開催される一流のアスリートの競技を見てスポーツへの関心を高め、多彩な施設を活用して市民スポーツの活性と健康づくりにつなげてもらいたいと思います。メッセウイング・みえメッセウイング・みえサオリーナ/三重武道館サオリーナ/三重武道館1階2階展示場C展示場B展示場Aメインアリーナサブアリーナサブアリーナ観客席メインアリーナ観客席屋上広場屋外展示場管理事務所フィットネススタジオトレーニングルームプール柔剣道場弓道場アスリートモール04

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