SCENE94
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7階 教場3-703/イス:デューン、テーブル:CTZ、教員用イス:RC-600、補助デスク:SCM-300、教卓:S-30[上]屋上テラス(空のテラス)/ルーフテラスは緑豊かな空中庭園として学生の憩いの空間となっている。[下]9階 教場3-905/イス:デューン、デスク:SCM-700、教員用イス:RC- 600、教卓:S-30駒澤大学 駒沢キャンパス開校130 周年記念棟「種月館」所在地:東京都施主:学校法人駒澤大学設計:株式会社NTTファシリティーズ先進的で多彩な学びを実現する空間建物内部は1階に1,200席の学生食堂「Kitchen駒膳」を整備し、2階以上に教場を配置しています。教場の特長の一つは、本学のモットーである「少人数教育」をはじめ、質の高い教育を実践する中・小規模教場を充実させたことです。さらに「PC教場」を整備してICT教育の充実を図ったほか、広い空間を有する「情報グループ学習室」を新たに設置しました。ここではグループワークやミーティング、パソコン利用など目的に合った活用ができるエリア分けがされており、エリアごとに多彩な学びを通して互いに刺激し合える環境の中、学生が自ら問題を発見し解決策を模索するアクティブ・ラーニングの推進につながることを期待しています。また、2階にはラウンジがあり、低層部の屋上に当たる5階には屋上テラスが設けられ、学生たちの語らいと癒しの場になります。4階に誕生した多目的ホール「種月ホール」は、照明設備・防音扉等により学内行事はもちろん地域イベントの開催など幅広く柔軟な活用が可能です。そのほか地下1階には日本初の産学連携事業による「放射線治療人材教育センター」を開設しました。この事業はがん治療の柱の一つである放射線治療の専門技術者の育成を目的に、医療従事者と学生のための実践的な教育コースを提供するものです。これにより世界的レベルで臨床使用されている最新の医療機器を、学生が日常的に操作できる実習が可能になります。今後、第2期工事として駒沢オリンピック公園に隣接する9号館を解体し、跡地に低層棟(テラス棟)を建設すれば種月館は完成です。約15,000人の全学生が4年間をワンキャンパスで学べる本学に、学びと憩いの新たな環境が整うことで、未来に向けた大きな一歩を踏み出していきたいと思います。10

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