SCENE95
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立命館大学施主:学校法人立命館[衣笠キャンパス]所在地:京都府存心館設計:株式会社 綜企画設計学生会館設計:株式会社竹中工務店平井嘉一郎記念図書館設計:株式会社安井建築設計事務所[びわこ・くさつキャンパス]所在地:滋賀県セントラルアーク設計:株式会社山下設計アクロスウィング設計:株式会社 綜企画設計現在、本学への留学生は年間3,700人にまで増加しており、グローバル化目標として掲げた留学生4,500人の受け入れも視野に入ってきました。このように進展するグローバル環境を学びに生かすため、各キャンパスに開設したのが「Beyond Borders Plaza(BBP)」です。一般的なラーニング・コモンズとは一線を画し、「国際交流」と「語学学習」の場として活用できる「グローバル・コモンズ」として位置付けられています。2019年4月には、オーストラリア国立大学と共同で準備を進めてきた「グローバル教養学部」が、大阪いばらきキャンパスに開設されます。授業は全て英語で進め、3回生時にはオーストラリア国立大学に1年間留学するプログラムとなり、4年間で両大学の学位を取得できるデュアル・ディグリー(学部共同学位)を組み込んだ日本初の学部となるものです。 グローバル教養学部の誕生は、本学がさらに高いレベルでグローバル化を推進し、世界水準の教育研究をより一層展開する契機になるものと考えます。現在、R2020の最終年である2020年を2年後に控え、2030年アクロスウィング アクロスラウンジ/[上]イス:8000シリーズ(Magnus Olesen)、びわこテーブル、ソファ、テーブル [下左]イス:ティーポ、テーブル:DTN特注品、ホワイトボード[下右]イス、テーブル、ソファベンチ、スツールソファ:ジェリービーンを視野に入れたR2030策定の議論も始まりつつあります。2020年に創立120周年を迎える立命館が、長い歴史の中で培った独自の教育を時代のニーズに合わせて高度化し、学びの質の向上につなげ、社会に貢献する。それが次の10年、さらには未来に至るまで本学が「選ばれる大学」であり続けるための条件であると考えます。06

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