SCENE97
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[左]多目的デジタルドームシアター/床から天頂にかけてドーム全体を包み込むような、最大8Kの高解像度映像が楽しめる。[右]VRアトラクション/星や科学をテーマにしたコンテンツで、最大24名がバーチャル空間を同時体験できる。プラネタリウムドームシアター/シートのデザインや色の選定にも社員が関わり、コンセプトの統一を図っている。プラネタリウム用シート:ATS-5200特注品(自動起立式リクライニング) 150席ベントに活用できます。さらに、360度3D映像のバーチャル空間を最大24名で共有し、実在する街を散策しながら星空を楽しむ「集団体験型VRアトラクション」も新たな試みとなりました。ほかにも有楽町という立地を考慮し、少し年齢層の高い大人の女性もターゲットに加え、大人の上質なエンタテイメント空間としてカフェやギフトショップなどの展開も図っています。企業のチャレンジとして始まったプラネタリウムの直営事業は、合併後、「B to B」が中心のビジネスを展開してきたコニカミノルタが改めて「B to C」に取り組むことで、その可能性に気付かせてくれるものとなりました。そして、プラネタリウムをお洒落なエンタテイメント空間として提案したことで、「コニカミノルタ」の名を一般の消費者の皆さまに浸透させる効果も得ることができました。今回、既設の2館とは異なる特徴のある「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」をオープンできたことは、プラネタリウムの直営事業というビジネスモデルから、さらに「映像ソリューション」という事業領域への進化をプレゼンできたものと考えます。今後「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」が映像ソリューションのツールとして、新たなチャレンジにつながることを確信と期待をもって臨みたいと考えます。コニカミノルタプラネタリア TOKYO所在地:東京都施主:コニカミノルタプラネタリウム 株式会社04

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