SCENE別冊「コモンスペース特集」
10/32

N厨房スナックコーナーコミュニケーションエリアオーダーエリアダイニングエリア2070050400単位:mm8550 利用者の動線については、耐震改修という制限内で可能な限りの使いやすさを追求し、さらにオーダーエリアとダイニングエリアを壁で仕切りました。この計画で席数が30%減りましたが、その理由は、オーダーエリアの人混みや雑音を気にせず快適に食事をしてほしいと思うからです。昼のピーク時は1時間に650人ほどが食事をするので、340席を越える座席を用意しました。 食事以外にミーティングなどにも使えるコミュニケーションエリアは、予約制であり利用時間を制限したいという考えから、背もたれのないイスを採用しました。最近は、“ひとり席”も学生に好評です。就活に備えて、1・2回生(年生)時に可能な限り多くの授業を取る忙しい学生もいるので、簡単にひとりで食事がすませられるようスナックコーナーにハイチェアのカウンター席を用意しています。学生が集まる共有空間には、それぞれの目的にあった場が必要だと考えています。 こういったコンセプトや考えを基に検討した結果、さまざまな場を備えた、カラフルでフレッシュなカフェテリアルネが再生されました。2341学生の利用目的に合わせて、さまざまな場と席を用意カフェテリア ルネ 平面図09 COMMON SPACE

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る