総合カタログ 2022
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平湯モデル図書館434人が集まるところに立地するクラスルームに近く、子どもたちの生活動線上に立地します。低学年の教室に近づくとなおいいでしょう。図書館の利用が習慣になります。図書館が使いやすくなるエリアごとの構成を考えることにより、目的に合った使い方ができます。また、書架を低く抑えることで、見通しが良く、サービスと管理も行きとどきます。エリアを分ける楽しく本に親しむエリアと、学習するエリアを分けます。使いやすく性格分けができ、エリアごとの構成も充実します。本を読みたくなる展示型の書架と考えられた配架が読書意欲を掻きたてます。手にとりやすく見やすい書架で、読みたい気持ちにさせる演出で本が好きになります。本を展示する展示型の書架は、ディスプレイが効果的に行えるなど、本が展示しやすくなっています。積極的に本を紹介しましょう。図書館に行きたくなる館内に楽しいところをつくり、入り口からよく見えるようにすることで、子どもたちを呼び迎える力を持たせます。中を見せる閉ざされて見えないところに人は入りません。楽しそうな館内がよく見えるように、入り口をシースルーに。柔らかいサインなどやさしい表情もつけます。楽しみ読みのエリア絵本とお話のコーナー、新着本や話題の本、読みものに雑誌、写真集などを集めたエリアです。少し賑やかなところで入口側に設けます。表紙を見せる表紙には力があり、読みたい気持ちを促します。表紙を見せて置ける書架は、本そのものの顔を見て探せて、手にもとりやすくなっています。やさしく迎える一つひとつの家具にやさしく迎え入れる表情を。特にカウンターは本と利用者を結びつける大切なところです。桜の無垢材を使って親しみやすく力のあるデザインに。調べ学習のエリア奥の落ち着いたところを、関連の資料に囲まれた調べ学習のエリアに。同時に2クラスが利用できる広さがとれたら、文科系と理科系に分けます。楽しい本を集める読みものや絵本、雑誌などのヴィジュアルなものは集めてコーナーをつくります。楽しい本から、まず本に親しむことが大切です。07平湯モデルで変わる3つのポイント

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