SCENE107
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09SPACE QUEST 02KAMAKURA WOMEN’S UNIVERSITY JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL[上]4階 大教室/講義デスク・イス:ラッセ、可動イス:ペン、可動デスク:フリプト、教卓:S-3型、教壇、ステップ [下左]2階 ICT room/40台のノートPCが準備され、作成したパワーポイントや動画を使ったグループワーク・プレゼンテーションが実施できる。イス:ペン、デスク:SCM-300L、教卓:S-50 [下右]4階 書道室/イス:ペン、デスク再整備計画のテーマは「人・時・みどりを大切に」です。コミュニケーションを活性化し、多様なかたちの教育空間を設計する「人」を主体に、長く快適に使える「時」を意識した環境、豊かな自然とつながる「みどり」あふれるキャンパスを意図しています。設計の担当者にもこのコンセプトを伝え、時代の流行を意識せず、時間の経過とともに深い味わいが出るキャンパスにしてほしいという要望を伝えました。結果的に、建物設計も施設の内装・家具もプロの知見が生かされた校舎となりました。中高の6年間は、人生で最も変化に富んだ大切な時期です。中等部・高等部それぞれに応じた教育を進めるとともに、新たに誕生した共有空間となるラーニングコモンズと図書室の存在が、同学年だけでなく異なる学年同士の交流も促し、学び合いが生まれることを期待しています。「真珠貝は体内に抱え込んだ異物を核として美しい真珠を生み出すが、人間も同質な者ばかりの中からはより良いものは生まれない」と言ったドイツの哲学者がいましたが、まさに教育とは、異なる考えや価値観を持つ人間と出会い、切磋琢磨し成長することです。学齢期から中高一貫を通してその環境が整ったことは、今後の飛躍に貢献するものと考えます。新校舎の3・4階からは富士山を真正面に望むことができます。本学の校歌にも富士山が登場し、雄大な富士の姿を範として、自ら省みることをうたっていますが、自然は時代を超えて人間の性情を育む貴重な財産です。富士を望むこの新たな校舎で、激動の時代をたくましく生き抜くための「知と心」を磨く、力強い教育を実践してまいりたいと考えます。雄大な富士を望む、中・高校生にふさわしい自由闊達な校舎

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