SCENE108
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10[上左]2階 アトリウム/イス、スツール、テーブル、ローテーブル 1階 ラーニングHive/[上右]スツール [下左]イス:X50、テーブル:DTN特注品 [下右]イス・ハイチェア:X50、テーブルはじめ、可動式の家具でゼミ、プレゼンテーションなど用途に合わせて選択して使用ができるグループワークルームなど、さまざまな学びの形態に対応する空間を創出しました。2階には新しい出入り口を設け、総合案内カウンターへの動線を整備しています。中央の吹き抜けに設置したブックウォールには、本学の学びの成果を可視化するため、学位論文を配架するとともに、吹き抜け空間を活用した開放的な閲覧スペースを設け、新しい図書館の中心として印象づけました。3階は多くの書架に囲まれた閲覧席のある図書館らしいフロアであり、個人学習に没頭できる空間となっています。4階は遮音にも配慮した静かで落ち着きのある熟考の場とし、予約制の個人ブースを設置するなど個人席を中心とした学修スペースにしました。このように上階に行くほど静かで落ち着いたフロアとなり、ゾーニングに合わせたカラーリングと機能を備えた家具を設置するとともに、照明は活発な印象の白色系から上階ほど落ち着きのある暖色系に変化させています。また、より開放的な「開かれた学びの広場」を目指したことも今回の新しい図書館の特長です。1階は一部壁を撤去し外部に開かれたデザインにするとともに、ラーニングエリアも極力壁を設けず見通しの良い、平面的な広がりのある空間となっています。ラーニングエリアの一角には、飲食可能なラウンジや畳の小上がり、屋外の休憩スペースとなるテラスを設置し、リフレッシュできる環境も整備することで、メリハリのある時間を過ごすことができます。各フロアには、ガラスを多用し見通しを良くするとともに、2階から4階は吹き抜けでつながる、見る・見られる空間を形成。多様な活動を可視化することで刺激を受け、学びへのモチベーションにつなげる効果を期待しています。リニューアルした図書館が、キャンパスの核となる知の交流拠点として、学生の主体的な学びを支援し、次代を担うグローバル人材の輩出につながることを願っています。神奈川大学 図書館所在地:神奈川県施主:学校法人神奈川大学設計:株式会社アール・アイ・エー

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