SCENE109
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SPACE QUEST 02JOSAI UNIVERSITY SAKADO CAMPUS7階6階5階4階3階2階1階(経済学部・理学部数学科)(経済学部・理学部数学科)特大講義室特大講義室機器センター機器センター09[左]4階 セミナー室404/イス:ティーポ、テーブル、教師用イス、教卓 [右]5階 セミナー室504/イス:ティーポ、テーブル:アコルサ、教師用イス、教卓完成を待つ23号館は、大きな庇の上に3つのボックスを乗せたような特徴的な構造です。これらのボックスには教育・研究機能が集約されており、3階から5階は講義室や演習室、研究室、6、7階は理学部化学科の実験室や研究室になっています。ガラス張りの講義室は外からの視線を受け、適度な緊張感の中で授業が展開できるようになっています。吹き抜けが緩やかにつながる上下一体となった空間に設置された階段から、上下階の活動を垣間見ることができるのも刺激となります。広めに設計された廊下にはベンチとテーブルが設置されており、吹き抜けに面したラウンジと一体化し、授業前後の時間が過ごせる学生の居場所となっています。これらのフロアは2022年4月に供用を開始していますが、すでに学生たちの活気に満ちた様子がうかがえます。本学の建学の精神は「学問による人間形成」ですが、それは他者と助け合いながら社会のさまざまな課題を発見し、その解各フロアの構成大きな庇の上に3つのボックスを乗せた構成となる建物は、1、2階を360度全ての方向に開放、大・中講義室のほかカフェやラウンジなど憩いや交流の空間を創出。3階から5階は講義室や演習室、研究室、6、7階は理学部化学科の実験室や研究室など、専門的な学びの空間となる。決に貢献できる人材を育てるということです。そのためには、学生・教職員が学部や互いの立場に関係なく、自由な雰囲気の中でワイワイガヤガヤと意見を出し合う経験が重要であり、そこで育まれる「協創力」こそ、本学が学生に身に付けてほしい資質です。その「協創力」を育む時間と場を創出するのが、23号館の役割といえます。可動式のイスとデスクにより、ゼミやグループワークなどさまざまな形態の学びに対応できる講義室や演習室では、オープンで自由度の高い学びが可能となりました。さらに、未完成エリアの低層部は、完成すると大きな庇の下にひとつながりの空間が生まれます。そこには、カフェやラウンジ、アクティブラーニング、プレゼンテーション、セルフスタディなど多様な学びの空間と学生の居場所が設けられ、360度全ての方向に開放していることから、あらゆる方角からの人の流れを受け入れることができます。庇の上は北向きの建物配置を生かし、日陰を取り入講義室・演習室・実験室エリア研究室研究室研究室・ゼミ室エリア実験室・研究室(理学部化学科)実験室・研究室(理学部化学科)講義室・演習室講義室・演習室大・中講義室大・中講義室ラウンジ・事務エリアラウンジ・事務エリア専門実験室小教室大教室共用学生・教職員・地域との交流の結節点「JOSAI HUB」

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