SCENE109
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SPACE QUEST 01NAGOYA ZOKEI UNIVERSITY MEIJO KOEN CAMPUS05[上]2階 講義室/イス:X50、テーブル:CTZ特注品、教卓:S-30特注品 [下左]1階 食堂/イス・テーブル・カウンターテーブル:特注品 [下右]3階 会議室/イス:特注品、テーブル:CTZ特注品3、4階が学生・教員の授業や創作・研究空間とする一方、1、2階は地域に開き、来訪者を招き入れて交流を生み出す場として位置付けています。3階まで吹き抜けの大空間となっている、大屋根に覆われた1階の「アートストリート」には、アトリエ空間や各分野の企画展示スペースをはじめ、産学連携・社会連携の実績を紹介するスタジオ、同窓生の展示・交流スペースなど大小15の部屋を配置し、多様な交流を生み出しています。本学の学びは産学・社会連携との親和性が高く、今までも多くの創作活動を通して、多彩なPR・プロモーションツール・グッズ、プロダクトデザイン等を通したコラボレーションを実現してきました。これらの連携を促す各種施設の充実により、さらなる活性化が期待できます。横に広がる上層階の創作・研究環境と、下層階における社会・地域との交流環境を縦方向に直結する構造が、創作する力、つながる力をサポートするものです。また、1階建物内には演奏会が開催できる「ホール」や「図書館」を配置。「ホール」は、講演会などの各種イベントや大講義のほか、姉妹校である名古屋音楽大学の授業(レッスン)にも活用しています。竣工式典では映像と音楽のコラボレーションを披露していますが、今後も互いの学びの成果を発表する場としての活用が期待できます。「図書館」は蔵書数約13万1千冊で、美術・芸術系の専門書籍を充実させたほか、大型モニター、ホワイトボードが設置されたグループワーク室を新たに設置し、多様な学びに対応できるようにしました。吹き抜けでつながる2階フロアには閲覧ギャラリーを設け、カウンター席、テーブル席、ソファー席を配置して、目的に合わせて自由に使用できます。ほかにもコロナ禍の副産物として、オンライン授業などICTの活用が進展しましたが、新キャンパスではICT環境を充実させ、データや資料のやり取りを学生個々のノートPCに送り、自社会・地域との「共鳴」を通して、人間力を磨く

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